夏の教室コンサート終了!
2023年8月11日、バイオリン教室のコンサートを開催しました。
「発表会」ではなく「バイオリンコンサート」、15年来そう銘打って、出演者全員で音を繋いできました。
「コンサートに来て、よかったね」と、ご家族やお客様に癒されて頂ける演奏ができればと、思い続けています。
今回は、お仕事に主婦業にと毎日頑張ってられる生徒さん2名が、コンサート出演デビューでした。おめでとうございます!
「合奏で、他の人の綺麗な音が自分の楽器から出てくるようで、急に上手になったみたいで気持ちよかったです~」って言ってくださいました。
まさに私の希望通りです!
マイペースでバイオリン続けてくださいね!
いろいろ考え、今回初めて「伴奏に音源のみを使ったコンサート」に挑戦しました。
合奏のスペースの都合でグランドピアノを使いたくない、昨年まではピアノ伴奏していた私のコンディション、家でも音源に合わせてカラオケ感覚で練習できる利点、バンドやオーケストラなど華やかな伴奏と合奏できるなど、いろいろな理由はあったものの、バイオリン教室の演奏としては異例だと思います。
いろいろ反省点はありますが、好評頂きホッとしております。
ソロ曲は練習が本当に大変ですが、皆さん大きくスキルアップされました。
普段より長い曲に挑戦した方、以前から憧れだった曲を演奏できた生徒さん、皆さん頼もしかったです。
合奏曲では、演奏者のバイオリン歴も年齢も環境も様々ですが、縁あって一つの曲を一緒に奏で、共に楽しんだりハラハラしたりできるのは、なかなかない機会です。
ソロも合奏も、練習と、お客様の入った本番とでは全く別物。
練習ではそんなに上手く弾けなかったのに、本番では緊張からくるアドレナリンで、いつも以上の名演ができてしまったり。
本番なのにふと気が抜けて、思わぬミスが続出したり。
どちらにしても、人前に立たないと味わえない、非日常的な貴重な感覚です。
昨日のコンサートでも、いろいろ練習ではなかったハプニングが起こりました。
でも、生徒さん達それぞれが、自分たちの力でクリアすることができました。
緊張と、興奮と、冷静さと・・・
何度かコンサート出演経験を重ねると、その付き合い方を体感してこられると思います。
裏話をひとつ。
かなり難しい曲が弾けるようになってきた小学生生徒さん達。
コンサートでは、颯爽と登場して深々とお辞儀、曲の弾き終わりはプロバイオリニストみたいにパシッと弓を頭上まで持ち上げ数秒静止!
そしてゆったり上品にお辞儀をして堂々とカッコよく退場していきました。
本当に素晴らしいステージマナーだったんですが・・・
10日前の合同練習では、キョロキョロしてぺこっと一瞬お辞儀して、恥ずかしそうに下向いて弾き終わり、走るように去って行き、私の注意を受けてたお子さんたちが、こんなに立派にステージ立ってくれるとは~
合同練習以降のレッスンでは、自分の歩く姿を鏡で見ながら練習したり(モデルか?)、弾き終わりの弓の上げ方だけでなくその時の目線まで決めたり、家でもお母様方のご指導がたくさんあったと思われます。お疲れさまでした!
でも、1年後には忘れてしまっているかも
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