ロビー・ラカトシュ&アンサンブル♪
ロビー・ラカトシュさん(ハンガリー)のコンサートに行ってきました。
テレビや動画では以前から拝見してましたが、生演奏は初めてです!
ひゃー、こんな男くさい?艶っぽい感じで。
ラカトシュさんはいわゆるジプシーの家系に生まれられ、「チャルダッシュ」や「ひばり」などの演奏が昔から有名です。
「チャルダッシュ」も「ハンガリー舞曲」も「ひばり」も、いろいろなバイオリニストの演奏を聴いてきましたが、ラカトシュ・アンサンブルの演奏は私にとっては前代未聞で、カルチャーショックの域でした。
独特のテンポの揺れや自由な奏法、音色の変化のみならず、間にジャズのアドリブが入ってきたりするのです‼️
大好きなジャズのグラッペリの曲も、ピアソラの曲も凄かった!
甘く深い色っぽい音色、全く力が入らず楽しんで弾いてられて。
映画音楽もレパートリーで、まさに私の大好物ばかりです。
そしてなんと言っても超超超絶技巧。
なんでそんなに軽々と、普通はできない奏法ができちゃうんでしょう?
人差し指や親指でピチカートするのは普通なのですが、人差し指と中指で、マンドリンのように爪弾き続けるというスーパーテクニック。
ハイポジションも、親指や肘の位置を変えないで、ほぼどこでも弾けちゃう。
弓なんて、ほとんど親指人差し指中指の3本だけで持ってるのに、ものすごい深い音が出る。
すごく深い音なのに、ビブラートはそんなにかけてなかったり。
目からウロコ。
やられました。
すごーくギラギラした感じではなく、ラカトシュさんはサンタクロースみたいなカワイイ風貌。
20歳位若いイケメンメンバー達も、常に全身でラカトシュさんのバイオリンと交信していて、端のメンバー同士は8〜10メートル位離れていたと思うのですが、レーザー光線のように、気が一点に集まっているのを感じました。
私もおこぼれに預からないと…
ご利益頂けますようにと。
キャー
久々の出待ち、そしてバイオリンケースにサイン頂き、首に手を回して記念写真撮って頂ける光栄に預かりました‼️ 優しかった!
私もガンバロ‼️
そして、こんな世界的バイオリ二ストが、後ろに写ってる(温泉旅館に行きそうな)庶民的な貸切バスに乗り込んで、メンバー・スタッフと帰って行かれました♪
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